どうも皆さん、Takaです。
10月、少し肌寒い日が時々やってくる今日この頃。
僕が今一番気を付けたいのが、この時期に必ずといってもいいほどかかる風邪・・・
僕はアレルギー性鼻炎ですので、季節の変わり目であるこの時期は鼻がズルズルと暴走を始める時期でございます・・・(笑)
まあ、個人的な話はこの辺にしておきましょう(笑)
銃社会アメリカが抱える闇
さて、本題。
皆さんは10月2日に報道されたラスベガス銃乱射事件、覚えていますか?
ネットやテレビで大々的に報道されていた事件ですので、おそらく知らない方はいないとは思いますが、トランプ政権下初の大規模な劇場型犯罪かつ、実行犯が富裕層ということで銃社会であるアメリカの闇が垣間見える衝撃的な事件でしたよね。
この銃撃事件は公共の場の乱射事件でしたので、近日日本でも公開される映画「ブレードランナー2049」のレッドカーペットイベントが中止される事態となりました。
イベントはカリフォルニア州ロサンゼルスのドルビーシアターで開催される予定でしたが、今回の判断は非常に英断だといえるでしょう。
アメリカでは以前から「コロンバイン高校銃乱射事件」を筆頭とする、公共の場での凶悪な銃乱射事件が幾度となく起こってはいましたが、ラスベガスという大都市、しかも多くの人が密集している場所で無差別に発砲するという、極めて大胆な犯行は稀に見る事件だといえます。
僕は来年の2月、アメリカ・アリゾナ州フェニックスへ取材を兼ねた旅行に行くのですが、この事件が発表されて他人事とは思えないし、恐怖を感じています。(一方で好奇心が上回っているのも正直なところ)
結局銃規制って意味あるのか?
この手の事件が起こるたびに議論される問題として、銃規制の強化が挙げられますよね。
アメリカでは州によって、銃規制の基準が異なっています。
例えばアリゾナ州では、銃の”Open carry”(銃をホルスターに入れて腰のベルトに携帯するなど、他人から見える状態)での携帯が、許可証があれば誰でも可能です。
つまり、銃をむき出しにして持ち歩いてもいいということですね。
そしてフロリダ州では、危険地帯限定ではありますが、
市民の銃の携帯が当たり前になっています(恐ろしいですよね・・・)
このことから、地域によっては発砲事件が連日発生しているとのことです。
また、京都外国語大学にて、外交政策について研究しているナンシー・スノー教授は、Japan Timesにおいて次のような記事を書かれています。
この記事では、日本とアメリカ、両国における銃社会という文化の違いについて述べられていて、非常に興味深いです。
アメリカが銃を捨てる日は来るの・・・?
さて、悲惨な銃撃事件が起きているアメリカでありますが、いつかアメリカが銃を捨てる日は来るのでしょうか?
僕はこれについては、
永久に来ない
と思います。
理由は勿論、アメリカは西部開拓時代から銃を手にし、銃によって自由を勝ち取ってきたからだという点もあるのですが、
それ以上に銃を宣伝するのに絶好な環境が整っているというものがあります。
例えば、このCM。
美人な女性が暴漢を銃を撃たずして撃退、暴漢は警察に逮捕されるというややコミカルなものですが、これは当社の銃は女性でも簡単に扱えますよという宣伝に見て取れます。
他にも、アクション映画などで、銃器会社の協力が存在する作品があるなど、銃を宣伝する方法は様々です。
メディアを通して宣伝することにより多くの人が、
よし、銃を買おう!
となるのがアメリカなのです・・・
最後に・・・
確かに銃は人を殺すことが可能ですが、同時にその人を殺すことが可能な銃によって守られているのもまた事実。
このように銃は諸刃の刃として、アメリカの闇に浮かび続けることでしょう・・・
そして僕たちは銃とは無縁の国に生まれたことに感謝することこそが、常々忘れてはならないことです。
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