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Do you speak English?
どうも、夏休みに充実したバイト生活を送っているTakaです(笑)
突然ですが、皆さんに質問があります。
正直、あなたは英語話せますか?
多分、仕事で英語を日常的に使っている人であったり、英語を勉強するのが大好きな英語マニアなら答えは、“Sure thing!”と答えるでしょうね。
でも一方、普段英語に全く触れることがない人、つまり日本人の多くは「話せません・・・」と答えてしまうところでしょう。
その原因としては、やはり間違えた発音で話すと恥ずかしいという気持ちであったり、文法的に正しくないと話してはダメなんじゃないのか・・・などといった考えがあるのではないでしょうか。
僕は思うのですが、英語を中学、高校と6年間勉強しているにも関わらず英語が全く話せるようにならないのははっきり言って異常です。
他のアジア圏を見てみると、マレーシアやインドといったイギリスの植民地であった過去を持つ国以外でも、若者の世代は殆んどが英語を話せます。
この事実はtwitter、Face bookといったSNS上においても顕著です。
また、日本人で海外の人々とSNSにおいて英語でやりとりをしている人というのはとても少数だと言えるでしょう。
日本はいい意味でも悪い意味でも、ガラパゴスな国と言われますが、世界中でこれだけ話されている英語を全く話せないというのはこれからの時代において致命的なことであると思います。
近隣国である中国や韓国を見ても、若い世代の多くが英語を使いこなしますし、僕たち日本人も負けるわけにはいきませんよね。
ここまで現代の日本を取り巻く英語事情につしてお話しましたが、ひとつ理解して頂きたいことが一つあります。
それは、「どうして西洋人が使う言語を使えるようにならなくちゃいけないのか」いうことです。
はっきり言いますね。
現代社会でこういう風に考える人は、今すぐ改めるべきです。
なぜかというと、英語はもはやイギリス人やアメリカ人のものではなくなってきているからです。
あまりにも世界中の人々が英語話すため、国や地域特有の訛りであったり、隠語が作られていて、完全に世界共通の言語として機能しているのです。
この事実はもう受け入れるしかないんですよね。
そもそもこれから僕たちが海外の人々と仕事などで交流していくとき、世界経済的な視点から見て、多くがアジア圏の人々になることでしょう。
アジア圏の人々は非英語ネイティブであるため、多くが非常に強い訛りを持っています。
アメリカ英語をベースに英語を学んでいる僕たち日本人からすれば場合によっては聞き取りづらい場合があります。
実際に僕は中国や韓国の留学生と英語で話すことがあるのですが、彼らの言語特有の訛りが英語に反映されていて、何を言っているのかときどきわからないときが何度かありました。
僕が言いたいのは、英語は西洋人の言語であるという先入観を捨て、世界共通の言語として認識を改めようということです。
全く英語が出来なかった高校、浪人時代
さて、ここからは少し視点を変え、僕がどうして全く話すことができなかった英語を堂々と話すことができるようになったのか、また、その方法についてお話していきますね。
まず、僕は中学時代、英語が大嫌いでした。
数学と英語の時間は基本、先生が何言ってるのか全くわからず、酷いときはノートに落書きしているようなダメ生徒でした(笑)
だらけていた夏休みが終わり、見かねた母親から英語の猛勉強を課され、何とか初めてテストで60点を採ることに成功し、単語をある程度覚えるぐらいまでにはできるようになったものの、その後は点数が下がっていく悪循環に逆戻りしていきました・・・
勉強せずに遊び呆けていた中学時代が祟り、高校は偏差値34、言い方は悪いですが底辺校に入学。
そこでも全く勉強しなかったので、中学レベルの英語でも赤点を採っていたのです。
もちろん他の教科もお察しの成績。
高校出たら適当に肉体労働でもすればいいやとか、ときには高校やめちゃおうかなぁなんて、完全になめた思いを抱きながら過ごす毎日でした。
そんな僕に、ある一回目の人生の転機が訪れました。
それは、英語のテストで初めて80点以上を採ったことでした。
なぜいきなりそんな点数が採れたかといえば、
英語のテストの範囲が自分の好きな話
だったのです・・・
「はっ?」と思われる人もいるかもしれませんし、偏差値低い高校だったらそんなん当たり前じゃんっていうのが普通の反応でしょう。
しかし、これをきっかけに、僕の中では英語に対する自信が沸き上がったのです。
その後のテストでも必ず80点以上をキープし続け、英語を話せるようにもなりたいと思っていた僕は、自分が好きな映画を英語音声、英語字幕で観たり、英語のラジオなどを聴いていました。
その結果、以前までの考え方が嘘のように変わり、大学に進学したいと考えるようにまで大きく飛躍。
さらに、二回目の転機が訪れたのです。
それが、高校で行われた大学の説明会でした。
色々な大学が高校に来て、各々の大学の説明をするというものなのですが、僕はそこで某外国語大学に興味を持ちました。
大学について色々と情報を調べていく内に、こういう大学で勉強したいと思うようになっていったのです。
それから、いよいよ本格的に受験勉強を始めていったのですが、一つの大きな壁にぶち当たります。
それは・・・
英語の問題がさっぱり解くことが出来ない
ということでした。
いくら英語を勉強していようが、所詮は井の中の蛙。
本当に僕は大学に行けるのか?という不安が募るのでした。
やがて、受験日を迎えた当日。
やはり難しかった・・・
「でも精一杯頑張ったし、イケるやろ!」
なんて甘い考えでいたところ、結果は・・・
不合格
でした・・・
まあ、当然の結果ですよね。
自分に自信を持てない人が成功できるのはフィクションの世界だけですから・・・
僕は浪人したのですが、その生活習慣が完全にニートのような生活でした。
12時頃に起きて、昼飯を食べ、塾に行き、そこで残って勉強するわけではなく、早く家に帰ってゲームし放題・・・
基本はこれのループでした。
浪人生は基本的にずっと勉強しているぐらいが普通なのに、全く勉強していなかったため、当然塾のテストの成績にも、お察しな結果が表れていました。
そして迎えた三者面談で、塾長と母親からの叱咤で、ついに目を覚ました僕はその日から猛勉強することになったのです。
浪人してからやる気を失ったなんていうのは言い訳でしかない。
僕は高校時代に思っていた、大学に行きたいという目的を再び思い出し、取り組んでいったのでした。
そのときの勉強法をこの章でお話しますので、英語の受験勉強で困っている高校生や浪人生の方がいれば、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
1.長文は英語のまま理解しよう
受験英語において一番頭を抱える問題が長文です。
とにかく、とても多い文字数の英語を短い時間内に読み、問題を解かなければいけない。
これは普段から英語に触れていなければ、時間内にこなすのは困難です。
では、普段から英語に触れるというのはどういうことか。
英語の教科書をひたすら読む?
過去の長文をひたすらこなす?
前者は時間の無駄です。
後者はただこなすだけでは効果がありません。
ではどうすればいいのか・・・
それは、
英文を英語のまま理解し、何度も読む
ということです。
例えば、”I would like to tell you that you are a smart student.”(私は君が優秀な生徒であると言いたいんだ。)
という文があるとします。
この一文を読む時に、日本人の多くは日本語的な解釈で読もうとするのですが、実はこれ、英語を読むうえで非常に致命的な行動です。
英語は日本語とは文法が大きく異なり、基本的に主語(S)+動詞(V)+目的語(O)から成り立っています。
これを日本語的な解釈で読むとすれば目的語が先に来ますが、上に挙げた例のようにthat節を含んだ文章になると、目的語を意識してしまい、どうしても読むのが遅くなってしまうのです。
ですので上記のような例文の場合、I / would / like / to / tell / you / that / you / are / a / smart srudent.(私は/言いたい/君に/君が/~であると/優秀な生徒)
こんな感じで解釈するのです。
書き込みが可能な長文プリントのコピーなどであれば、このようにスラッシュを挿入するといいです。
そしてさらに効果的な方法が、音読すること。
発音は気にせず、しっかりと音読してください。
こうして脳に英文を定着させることにより、未知の長文に対しても臆さずに接することができるようになります。
しかもこの方法であれば、複雑な文法事項にも慣れることができるので、別々に文法問題をこなす時間を減らせます。
とはいえ。なかなか続けられない・・・という方も出てくるかもしれません。
そして勉強に対する集中力や意欲も消えていく・・・
みたいなことはいけませんよね。
この悪循環を断つためには、一日10分でもいいので、とにかく読むこと、音読することで英語の文章に慣れてください。
慣れてきたら今度は一日30分、1時間、2時間と増やしていくといいです。
また、朝に2時間、夜も2時間というように、ルーチン化してしまうのもいいでしょう。
この意識は非常に重要です。
筋トレのように、少しずつ鍛えていくことが大事なんですね。
毎日続けることが出来れば、長文問題に対する苦手意識は薄れていきます。
ちなみにこの方法、過去問やプリント以外にも、ネット上に転がっている英文であったり、自分が興味を持った英語の本を活用してもOKです。
とにかく読む量を増やすこと、それが速読の近道となります。
2.単語だけで覚えるのはダメ、絶対
さて、次は受験英語における毎日のノルマ、単語の勉強法です。
皆さんは単語はどうやって勉強していますか?
もし、英単語だけが書かれたカードや、ノートを愛用しているのであれば捨ててください。
なぜ、英単語だけで覚えるといけないのかというと、答えはシンプルに、
長文、英作文で読めない、書けない
からです。
英語に限らず、単語には品詞があります。
動詞、名詞、助動詞、冠詞などですね。
英単語だけで覚えてしまうと、この品詞を理解できず、長文や英作文で苦戦を強いられます。
言語というのは、単語をただ並べただけのものではありません。
しっかりと法則性が存在しており、意味があります。
英単語を覚えるために必要なことは、例文も同時に覚えることです。
この方法であれば、その単語の使い方も同時に覚えることが出来るので、長文や作文において困ることがなくなります。
余裕があれば、その単語を使ってオリジナルの例文を書いてみるのもアリですね。
とにかく、単語だけを覚えることはキッパリやめてしまいましょう!
受験英語から実用英語へ
さて、前章にて僕の英語勉強法を紹介しましたが、この章では大学入学後の勉強法をお話していきます。
浪人生活を乗り越え、遂に第一志望の大学に合格し、僕は舞い上がっていました。
しかし、入学後にテストが控えていることを軽視していた僕は、またもや地獄を味わうことになるのでした・・・
入学後のテストというのは、クラス振り分けのために行われているテストです。
要は階級ですね。
エレメンタリー、インターメディエイト、アドバンスドといった3つの階級に分けられています。
ちなみにエレメンタリーが最低ランクです。
テストの内容は、TOEICというアメリカの公式に認められている英語力判定試験が採用されています。
点数の判定がスコア式になっていて、満点が990点となります。
これは日本で実施されている実用英語技能検定とは大きく異なる点です。
つまり、合格、不合格といった要素がないんですね。
スコアによってボーダーが分けられているのです。
僕が入学当初受験した点数は、360点でした(笑)
おい!
って感じの点数でしょう?(笑)
まあ今は笑いごとで済んでますが、当時は結構深刻な問題でした。
TOEICってどうやって勉強すればいいの?みたいな他力本願な考えの僕を救ってくれたのが、今からお話する方法になります。
1.Extensive Readingとの出会い
さて、なんだか大げさなタイトルですが(笑)、僕にとっては実に運命的な出会いなんですよ。
このExtensive Reading
というのは、日本語に訳すと多読という意味になります。
読んで字の如く、多く読むということですね。
前章で紹介した長文勉強法と似ているように思われるかもしれませんが、実は大きく異なる点があります。
それは、読む本によっては繰り返し読むことができないほどとても長いものが存在する
ということ。
つまり時間がかかるということですね。
え、何それ敷居高すぎない?と思われる方もいるでしょう。
でもご安心を。
読者によってレベル分けがなされているので、無理せずに始めることができるという最大の利点が存在します。
レベルは出版社(Oxford bookworms、Penguin Readersなど)によって多少変動しますが、0~8まで存在します。
つまり、本当に英語が苦手なんだけど、勉強したいんだ!という方は、0~2辺りのレベルの本を手に取ればいいわけですよ。
ちなみに0~2レベルであれば、ディズニー作品の名作や、コミックなどもありますので、入口としては最適だと思います。
3~8レベルであれば、イギリスやアメリカの超有名な名作や、洋画、ノンフィクションなど様々な分野の本が揃っていますので、膨大な知識を英語で学ぶことができるようになります。
ちなみに、僕の大学では読んだ語数によって評価されるシステムなのですが、1回生の時点で50万語を越えていたので、表彰状を頂きました(笑)
さらに2回生になっても続け、最終的に100万語を達成。
ポケモンではありませんが、記念バッジを頂きました。
僕の場合はこんな形でしたが、「自分はこれだけ読んだんだ」っていうのがわかるようになっていると、やはり達成感がありますし、モチベーションにもつながりますよね。
そして頑張れば頑張った分だけ、TOEICのスコアにも反映されていきます。
実際、僕は2回生に上がった時点のTOEICで、600点を採ることができました。
約1年も頑張れば、これだけ伸びるのだからやらない手はないですよね。
大学生の方は自分の通う大学でExtensive Readingの本を探してみてください!
社会人の方であればkindleでも読むことが出来ますので、ぜひ自己投資として活用してください!
2.Extensive Listeningとの出会い
さて、次はExtensive Listening、すなわち多聴ですね。
この方法は僕が我流で編み出した方法も含まれているのですが、初心者にも比較的始めやすい方法についてお話します。
まず、1つ目はVOA(Voice of America)です。
VOA special English | Improve your English pronunciation with VOA learning English | Compilation #2
一見何の変哲もない、アナウンサーの話すニュース映像に見えますが、大きく異なる部分があります。
それは字幕の有無です。
普通のニュースであれば、アナウンサーが話している内容が全て字幕で表示されるということはありえません。
ではなぜ、このニュース映像には字幕が表示されているのかというと、
非ネイティブ向けの英語学習教材だからです。
つまり、僕たちに向けて作られているということですね。
また、他のニュース映像と比較してみても、アナウンサーの話すスピードも明らかにゆっくりで、聞き取りやすいですよね。
CNN TONIGHT WITH DON LEMON 8/16/2017
ちなみに、こちらがCNNのニュース映像になります。
このCNNで話されているスピードが、ネイティブのナチュラルスピードなのですが、英語を普段から聴かない方には速すぎてノイズにしか聞こえないでしょう。
一方、VOAであれば、非ネイティブ向けに製作されているので、始めやすいです。
VOAのニュースはYou Tubeで配信されていますし、App StoreやGoogle Playでもダウンロードが可能ですので、非常におすすめです。
さらにイヤホンがあればどこでも視聴が可能ですので、通学時間、通勤時間などに聴くのもアリでしょう。
そして、2つ目。
これは完全に僕流のものなのですが、
決して難しいことではないですし、どちらかというと勉強と意識しない方法で、楽しいですので、ぜひご参考くださいね。
その内容とは、
映画を英語音声、英語字幕で観ることです。
おい、敷居高いじゃん!って思われることでしょう(笑)
でも、僕はいきなり普通の洋画を英語で観ろと言っているわけではありません。
最初に観るのは、ディズニーやピクサーといいったアニメ作品がおすすめです。
特に、「トイ・ストーリー」、「シュレック」は非常におすすめ!
どちらも基本的にセリフが日常会話中心になっていますし、子供が観ることを想定しているため、内容もわかりやすいです。
慣れてくると、キャラクターが話していることを真似してみるのもいいでしょう。
言語は真似することが非常に大事ですし、感覚を掴むこともできますからね。
あっ、間違っても英語観賞デビューで海外ドラマとか実写作品を選ぶのはご遠慮くださいね(笑)
それらは基本的にスラングだったりとか若者言葉が非常に多いですので、英語で観た場合チンプンカンプンになってしまいます。
ですので、初めての一本は、アニメを選ぶことをおすすめします!
最後に・・・
さて、長々と僕が実践した方法を綴ってきましたが、最後に英語を話せるようになるために一番大事なものについてお話します。
それはズバリ・・・
自信を持つことです!
もちろん、自信だけではダメですよ(笑)
日々自分が努力しているというベースがあっての自信ですからね。
結局英語をどれだけ勉強していて知識があったとしても、この自分の英語に対する自信がなければ、話せるようになることは難しいです。
自分は話せるんだという自信があれば、たとえ外国人を前にしても臆さずに話すことができます。
よくミスタードーナツで、白人の男性におばちゃんが英語で話しかけている様子を見かけることがあります。(多分英語のレッスンでしょう)
おばちゃんの英語は明らかに文法がめちゃくちゃだったりするのですが、自分の伝えたいことを伝えようとしています。
僕は結局、英語というのはコミュニケーションのツール
であると思っていますので、一番大事なことは下手であってもそれを恥じることなくどんどん話そうとすること、それが大切なことだと思います。
さて、この記事で僕は自分の経験談を交えつつ、方法についてお話してきました。
ですが、英語の勉強法に正解はありません。
「いや、この方法のほうがいいだろ」といった意見があっても僕は否定しませんし、「そういうやりかたもあるんだな」と思うだけです。
ただ、僕が実践し、結果を出すことができた方法をより多くの人に知ってもらえればいいよね、という思いでこの記事を書きました。
とても長い記事になりましたが、ご参考にしてもらえると幸いです!
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